2009年6月18日木曜日

葬儀社が主催する遺族会「ひだまりの会」

公益社廣江輝夫さんのインタビュー、今回はひだまりの会の活動についてご紹介します。

 公益社では、平成16年より遺族会「ひだまりの会」を発足させ、月例会を毎月第3日曜日に開催しています。その運営の方法についてお聞きしましたが、たいへん興味深いものでした。
 ご遺族の年齢や亡くされた方などを考慮し、6~7人のグループに分け、ファシリテーター(進行役)の方が入り、お互いの体験談を分かち合います。最初は見知らぬ他人同士、やはりお互い緊張し、堅苦しい雰囲気になるのを、大学の研究者や臨床心理士の方々が専門職としてかかわり、ご遺族が自然と交流できるよう雰囲気づくりをされています。
 ご遺族の参加動機は「同じような体験をした人の話を聞きたかった」というのが60%以上を占めていますが、自分と似た体験の人の嘆きを聞き、「自分が一番悲しいと思っていたけど、皆それぞれの悲嘆を抱えていた」と感じ、段々と自分の思いを素直に吐き出せるようになっていかれるようです。
 また当初は遺族の語り合いと専門家の講演が中心でしたが、立ち直りつつある人に新たな楽しみを見つけていただこうと、月例会ではハワイアンダンスのショーで一緒に踊ったり、分科会活動としては料理教室や遠足も実施し、明日のへの生活や人生を豊かにするライフサポートを積極的に進めています。故人中心ではなく、自分の楽しみを見つけられるような支援をし、心の持ち方や活動が「マイナスからゼロ」だけでなく、「ゼロからプラス」に転嫁していけるような活動をされています。



 現在、公益社では、情報誌「ひだまり」と会報「ひだまり通信」を定期的に発行しておられます。当初は会報誌として会員相互交流を目的に制作していますいたが、ひだまりの会の発展と共に広報誌的な役割を担うようになりました。とくに「ひだまり通信」は隔月で発行し、会員へのタイムリーな情報提供に努めておられます。                                          (浦嶋偉晃)

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